智江会のこれまで
ここでは,智江会の歴史について紹介します。
桑原会の創立
昭和43年4月に桑原利秀先生が応用化学科教授に,翌年の昭和44年4月から伊藤征司郎先生が助手として桑原研に,それぞれご着任されました。初代の智江会会長である田中さんは,当時修士課程の学生として桑原研に在籍していました。昭和46年3月に,昭和45年度の卒業生が中心となって同窓会組織である桑原会を創立しました。
近畿大学智江会への変更
桑原利秀先生がご退職後,昭和60年4月に田中雅美先生が教授として研究室にご着任されました。また,田中雅美先生のご退職にともない,昭和63年4月には伊藤征司郎先生が助教授(現在の准教授)として研究室を引き継がれました。この昭和60年頃に近畿大学智江会と名称変更を行いました。
昭和62年4月からは,別の研究室に塩川二郎先生が教授として在職されていましたが,伊藤征司郎先生も塩川研究室の学生の指導に関係していた縁で,塩川二郎先生ならびに塩川研究室の卒業生も智江会の会員となりました。なお,塩川二郎先生は平成6年3月にご退職され,伊藤征司郎先生は平成4年から教授として研究室を主宰されました。
また,平成7年4月には岩崎光伸先生が助手(現在の助教)として伊藤研究室にご着任され,平成9年4月からは多田弘明先生が近畿大学環境科学研究所に助教授としてご着任されました。
多田弘明先生は,伊藤研究室の学生の指導に関係している縁で智江会会員となられました。その後,平成16年4月には近畿大学 理工学部 応用化学科の助教授にご着任され,伊藤研究室から独立されて現在まで多田研究室を主宰されています(現在は教授となられています)。
岩崎光伸先生は,平成20年4月には准教授にご着任され,伊藤研究室から独立されて現在まで岩崎研究室を主宰されています(現在は教授となられています)。
平成22年に,伊藤研究室に副島哲朗先生が助教としてご着任されました。その後,平成24年3月には伊藤征司郎先生がご退職され,近畿大学の名誉教授となられました。副島哲朗先生が研究室を引き継いで主宰されています。
平成29年度から,初代会長の田中さんがご退任され,伊藤研究室ご出身の南橋さんが2代目会長となりました。
智江会の名称について
智江会の名称は,昭和50年台に研究室にご在籍されていました鈴木さんによる命名です。その意味は,
「知恵をもって世界を制す」
です。江は揚子江(大河)からとったもので,正式名称は近畿大学智江会です。桑原会から近畿大学智江会に変更した理由は,個人名の会の場合,その先生一代限りになるためです。